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中小企業の末期症状のほとんどは税金等の滞納から始まる
今回の記事は中小企業の末期症状についてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「資金繰りが厳しくて、ずっと悩んでる人」「24時間ずっと資金繰りの心配をしている人」です。
下記のチェックリストの内容は、会社が末期症状のときに私が経験したものです。一部は友人の会社の例も入っていますが、ほとんどは自分で経験してきました。
これらの末期症状の引き金になるのは滞納からです。
利益が出ていないから滞納せざるを得なくなり、滞納がかさむと銀行借入れもできなくなるという悪循環がスタートします。
まずは下記のチェックリストで確認してみてください。
中小企業の末期症状チェックリスト
- 自分の給料(役員報酬)がとれていない
- 銀行から借り入れができない
- ノンバンクから借り入れがある
- 社長個人で消費者金融から借りて調達している
- 自転車操業だと認識している
- 消費税を滞納している
- 社会保険料を滞納している
- 源泉所得税を滞納している
- 市民税(特別徴収)を滞納している
- 従業員さんのお給料を払うのが苦になっている
- 物欲がなくなっている(趣味がない、趣味に時間を使えない)
- 酒やタバコに逃げていることを認識している
5個以上該当したら、会社をつぶす判断をすべきです
本当は3個と言いたいところですが、頑張りたい気持ちもわかるので、5個にしました。5個以上該当するものがある場合は、末期症状です。
本来、正常な会社であれば1つも該当するものはありません。
こんな状態のときにたった一つ打開する方法があるとすれば「捨てること」です。
現状を打開するには「捨てる」しかない
資金繰りの状況が悪いときに「捨てる」と言われてもピンと来ないでしょうが、色んなものを捨てないと事業は好転していかないのです。
まず最初に捨てるべきは「見栄」「プライド」です。
滞納しているんだったら、見栄やプライドを捨てて役所に頭を下げに行きましょう。それができたら奥さんやスタッフに頭を下げる。
その次は無駄な事業を捨てる。
“コストダウン”など生やさしい対策ではダメです。ばっさりと事業ごと捨ててください。そして無駄な考えも余計な考えも捨てる。
本業だけに1点集中するために、スリムにしてみてください。
税金の滞納は1度もしてはいけない
会社経営をしていたら税金や社会保険料は期限を守って納付すべきものであり、経営者として当然の倫理感ですが、資金繰りに困ると一番最初に遅らせるのが税金などの公金です。
お金がなくなると、これらを払うことが億劫になり1度滞納してしまうと負のスパイラルになり完納することは難しくなります。