今回の記事は、博多とよ唐亭:豊永社長の講演内容をもとに、抜粋記事では書ききれなかった内容を詳細記事にしています。
抜粋記事については、下記を参考にされてください。
参考:ドン底から這い上がった逆転人生!20店舗まで成長した店舗経営術/博多とよ唐亭:豊永社長
教育にかかる時間は、たったの5日
博多とよ唐亭のメニューは大きく分けて2種類しかありません。
通常のから揚げと、テリマヨというテリヤキソースにマヨネーズがかかったメニューです。
個人的にテリマヨは、ご飯が無限に食べられるんじゃないか?と思うほどご飯に合います(笑)
この2つのメニューに大盛、単品などの組み合わせがあり、価格のバリエーションは全部で10個ほどになります。
メニューを2つに絞ることで、スタッフさんが覚えなければいけないことが少なくなります。
- 作り方、詰め方、盛り付け方
- レジ打ちの際の価格や現金管理
- 在庫管理の仕方
豊永社長は、頑張れば1日で覚えられるぐらいシンプルな仕組みを作ったのです。
博多とよ唐亭では、5日もあれば一人前になれるので、教育コストが少なくて済むのです。
豊永社長は、テイクアウトの焼鳥店の失敗から、教育に時間がかからない仕組みを考え抜き、今の形ができあがったそうです。
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在庫管理や供給管理が簡単
商品が多数あるところでは、品目ごとに在庫管理をしなければならず、毎日チェックが欠かせません。
また、曜日や天候によって、セントラルキッチンから店舗への供給量も変更しなければなりません。
博多とよ唐亭はメニューは2つでも、から揚げになる原料は同じなので、在庫管理がとても簡単なのです。
創業から今まで、大きな在庫のズレや不正が起こっていないのも、このシンプルな仕組みが一躍買っています。
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メニューが少ないことで専門性がでる
から揚げ弁当だけを専門でやっているお店ということで、お客様からみると「美味しい」という心理的効果が働きます。
専門性 = 美味しい、プロフェッショナルというイメージがつき、「から揚げ弁当」=「博多とよ唐亭」という刷り込み効果も期待できるようになったのです。
「から揚げ」単品だけを販売しているお店はたくさんあります。
あえて「から揚げ弁当」にしたところが、利用シーンを広げ、利用頻度をあげる結果につながったそうです。
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