ステージ別の資金繰り悪化度レベル
今回の記事は資金繰りについてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「現在、資金繰りが悪化している人」「資金繰り改善のための対策を知りたい人」です。
今回の記事は、このサイト独自のものです。
資金繰りの悪化度レベル別に、対策が違いますので、まずは自社のステージがどのレベルかを把握してください。
まずは下記の記事で、資金繰りの「勝敗」についてご覧になってください
参考:資金繰りの現状を知る★毎月の入金合計と出金合計を勝敗で考える
ステージ1:初期
条件:資金繰り表の勝敗が、3か月連続負けている又は9勝3敗、8勝4敗
症状:
・なんだか最近資金繰りがきついな
・最近、預金残高が毎月減ってるな
・来月の支払いがヤバいかも
参考:資金繰り悪化度レベル「ステージ1:初期」の傾向と対策
参考:資金繰りの現状を知る★毎月の入金合計と出金合計を勝敗で考える
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ステージ2:慢性期
条件:資金繰り表の勝敗が、年間で勝ち負けゼロの状態(6勝6敗、7勝5敗)
症状:
・いくら頑張ってもお金が残らない
・本業とは違うことで儲けようと考え始めている
・借り入れのことばかり考えている
参考:資金繰り悪化度レベル「ステージ2:慢性期」の傾向と対策
参考:資金繰りの現状を知る★毎月の入金合計と出金合計を勝敗で考える
ステージ3:下降期
条件:資金繰り表の勝敗が、年間で負け越し状態(5勝7敗、4勝8敗)
症状:
・資金ショート寸前
・夢に通帳が出てくる
・月末や給料日が大嫌い
・目先の利益や目先の売上ばかりを追うようになる
参考:資金繰り悪化度レベル「ステージ3:下降期」の傾向と対策
参考:資金繰りの現状を知る★毎月の入金合計と出金合計を勝敗で考える
ステージ4:末期
条件:資金繰り表の勝敗が、半年以上連続で負けている又は3勝9敗、2勝10敗、1勝11敗、全敗
症状:
・資金ショートしたことがある
・なぜか突然涙が出てくる
・眠れない(熟睡できない)
・酒におぼれはじめる
参考:資金繰り悪化度レベル「ステージ4:末期」の傾向と対策
参考:資金繰りの現状を知る★毎月の入金合計と出金合計を勝敗で考える
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すべてを経験した私だから言えること
ステージ4:末期になると、人間性が崩壊します。
他人のことなんかどうでもよくなり、自分の人間性よりもお金が大事という考えに変わっていきます。
何かに依存することが多くなるのもこのステージです。
人間は普段から何かに依存して生きています。
酒、タバコだけならまだ許せます。
薬、シンナーなど人間を根底からダメにしてしまうものに走る可能性があります。
そうなる前に出来ることは、会社を辞める苦渋の決断をすることです。
これしかこのステージ4を抜け出す対策はありません。
参考:5個以上該当したら会社を潰すべき。会社の末期症状チェックリスト
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