プライドを捨てて、税務署に謝罪に行き相談する
今回の記事は、資金繰りについて書いています。
この記事を特に読んでいただきたい方は「消費税を滞納しそうになっている人」「消費税を滞納している人」です。
消費税を滞納しそうになっている又は消費税を滞納している会社って結構多いんです。
そんな時に社長がすべき対応は、滞納しそうになったら税務署に謝罪に行き、分割納税について相談することです。
社長が一番やりがちなことは、「督促状を無視する」ことです。
私もやったことがありますが、督促状を無視するとあとで大変なことになります。
大事なことなのでもう一度言います。
滞納しそうになったら税務署に謝罪に行き、分割納税について相談することです。
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督促状を無視し続けるとこうなる
これは税務署に限らずすべての官庁が同じですが、滞納すると督促状が送ってきます。
そこには担当部署と担当者の名前が表記されています。
「連絡してくださいね」という意味で、連絡先を書いているのです。
社長のプライドなのか、申し訳なさか、こういう時に見て見ぬふりをしてしまうんですよね。
そして督促状が来たら、ゴミ箱に捨てることはしないけど、机の片隅に取っておくんです。
「いつか連絡しよう」と・・・
絶対連絡しないんですよ。普通。
督促状を無視し続けると、当然ですが、差押え通知が来ます。
私もこれ、恥ずかしながら受け取ったことがあります。
しかし「差押えられて困るもんなんかないよ」と開き直っちゃうんです。
これは大きな間違えなんです。
一番怖いのは、通帳の差押えなんです。
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ある日突然、通帳に「サシオサエ」と記帳される
それはある日突然やってきます。
支払をしようと銀行に行くと、「残高不足でお支払いができません」とメッセージが出ます。
そんなはずはない!!!!おとといまであったはず。
あるはずの残高がないといわれるので、通帳を記帳すると「サシオサエ」とカタカナで摘要が書かれています。
一瞬、「サシ オサエ」さんって誰???と勝手に人の名前と認識しようとします。
違うんです。
督促状も差押え通知書も無視し続けた結果、通帳残高はゼロになっていました。
滞納していた消費税が一気に差押えられていました。
当時は私も税務署に対して怒り狂いました。
なんで大事な支払の日に、よりにもよって支払の日に差押えするんだよ!!と。。。
「無視し続けるあなたが悪いんですよ」
と言われ、今となっては、無視し続けた私が悪いと完全に非を認めています。
それからは、滞納しそうだなと思ったら、すぐに担当者に電話して時間を作ってもらい、相談しに行くようになりました。
役所の担当者も鬼ではありません。
ちゃんと事情を説明して、少しでも納税しようという意思を伝えたら、わかってくれるのです。
そこで一番の障害になるのは、冒頭にお話しした社長のプライドです。
プライドなんて1円の価値もありません。忘却のかなたへ捨て去りましょう。
参考:税務署からの督促状を無視してはいけない本当の理由
参考:スマイル=ゼロ円。社長のプライドの価値=ゼロ円
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