資金繰り表は、会社の資金繰りを握る生命線
今回の記事は、資金繰りについて書いています。
この記事を特に読んでいただきたい方は「資金繰り表を作ったことがない人」「資金繰りに頭を悩ませている人」です。
「数字のことはよくわからないんだよなぁ~」という社長さんは、結構たくさんいらっしゃいます。
しかし、ここで言う「数字」とは、会計の数字。
いわゆる貸借対照表や損益計算書と言われる、難しい財務諸表のことです。
正直なところ、財務諸表の数字なんてわからなくても会社はどうにかこうにかやっていけます。
しかし、資金繰り表だけは社長が理解していないと会社が潰れてしまいます。
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資金繰りが赤字になると会社は終わり。最低でも3か月先が見えるように作る
資金繰りをボクシングに例えて説明されることがあります。
ボクシングは12ラウンドや15ラウンドで試合が行われます。
試合中、こちら側がドンドン攻めて相手を追い詰めていたとします。
しかし、一瞬のスキで相手がカウンターパンチを繰り出してきました。
そのパンチをまともに受け、ノックアウトされてしまいました。
これで試合は終了です。
資金繰りもボクシングと同じで、いくら好調でも一瞬の資金ショートで会社がダメになってしまうこともあります。
資金繰りが怖いのは、一度でも赤字になってしまうと終わりというところです。
赤字にならないように、支払いを伸ばしたり、どこかからお金を調達してきたり、いろんな対策を考えるために資金繰り表が必要になります。
資金繰り表は、最低でも3か月先の資金繰りが順調かどうかわかるように作っていきましょう。
欲を言えば6か月先まで、見れるようにしておきたいところです。
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「支出は多めに、収入は少なめに」が鉄則
資金繰り表のサンプルを用意していますので、下記の参考からご覧になってください。
参考:資金繰り表サンプル(スプレッドシート)
参考:資金繰り表の使い方
資金繰り表を作る時に、約束事があります。
「支出は多めに、収入は少なめに」です。
これだけ守っていれば大丈夫です。
なぜかは、すぐにわかると思いますが・・・
収入を多めに入れていると、余裕があると勘違いしてしまい、資金ショートする可能性が出てきます。
資金繰り表の鉄則は、「支出は多めに、収入は少なめに」です。
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