今回の記事は、博多とよ唐亭:豊永社長の講演内容をもとに、抜粋記事では書ききれなかった内容を詳細記事にしています。
抜粋記事については、下記を参考にされてください。
参考:ドン底から這い上がった逆転人生!20店舗まで成長した店舗経営術/博多とよ唐亭:豊永社長
お客様は「博多とよ唐亭」と言われても何屋かわからない
豊永社長の顔出し看板は、博多とよ唐亭の特徴の一つと言えます。
当初、豊永社長は、自分の顔を看板に載せることに抵抗があったそうですが
度重なる失敗から、これが最後のチャンスと考え、顔出し看板を決められました。
お客様は「屋号」に興味はない
お客様は「博多とよ唐亭」の名前を知りません。
知名度がないのですから、看板でお店の名前を主張してもお客様は振り向いてくれません。
興味があるのは売っているものと自慢の商品(ウリ)であって、屋号に興味はないものなのです。
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看板はスーパー営業マン
豊永社長は、「看板は24時間働いてくれるスーパー営業マン」と言われます。
看板には次の2つの効果があります。
1つはブランディング、1つは集客です。
中小企業にとって、ブランディングは軌道に乗ったあとに必要になるものです。
集客が目的の看板であれば、店名は小さくていいし、何屋で何がウリなのかがわかればそれでいいのです。
博多とよ唐亭の看板を見てみましょう。
何屋か ⇒ からあげ弁当屋さん
何がウリなのか ⇒ げんこつからあげ
シンプルに何屋で何がウリなのかがすぐにわかる看板になっていますね。
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顔出し看板にした訳は?
博多とよ唐亭のトレードマークともいえる、豊永社長のあのポーズ。
インパクト効果を狙ったものでしたが、顔出しをすることで、お客様に安心感を与える効果もあるそうです。
博多とよ唐亭をオープンする当時、豊永社長は人生のドン底ともいえる状態でした。
あまり大きな声では言えませんが、公共の場に顔を出すのはどうか・・・と思える状態だったのですが、それでも顔を出すことを決められました。
逃げも隠れもしない、これでやっていくと腹を決めた決意の表れだったそうです。
普通の人だったら、あの状況だったら絶対に顔出しはしません。
それをあえてやった豊永社長は、相当な肝っ玉の持ち主だなと感じます。
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