締め日の違うクレジットカードを2枚用意する
今回の記事は資金繰りについてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「現在、資金繰りが悪化している人」「資金繰り改善のための対策を知りたい人」です。
今回はクレジットカードを計画的に利用して、資金繰り改善を行う方法をご紹介します。
クレジットカードは、利用日から最長で約2か月支払いを遅らせることができます。
例えば、末日締めの翌27日払いのクレジットカードの場合。
3月1日にカードを利用すると、この支払は3月末で締めて、4月27日が支払日になります。
約2か月間支払いが伸びていますね。
クレジットカードをこういう考え方で利用すると、かなり資金繰り改善に使えます。
それでは結論です。
締め日の違うクレジットカードを2枚用意します。
出来れば15日締めと末日締めなど、15日ぐらい間隔があいているとベストです。
末日締め ⇒ 翌月27日払い ⇒ 1日~15日まではこのカード
最大限に支払いを伸ばすために、上記のような使い方をしてください。
15日ずつ支払期限を伸ばしているので、資金繰りにプラスの影響を与えます。
たかが15日間ですが、されど15日間です。資金繰りにはかなり効果が現れます。
参考:資金繰りが悪くなったら、貸借対照表の負債の部を増やしなさい!
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クレジットカード別:締め日と支払日の一覧
クレジットカード会社ごとの締め日と支払日の一覧は下記です。
カード名 | 締め日 | 支払日 |
---|---|---|
三井住友VISAカード | 15日 / 月末 | 翌月10日/ 翌月 26日 |
ダイナースクラブカード | 15日 | 翌月10日 |
アメリカン・エキスプレス・カード | 会員ごとに違う | 会員ごとに違う |
イオンカード | 10日 | 翌月2日 |
シティカード | 15日 | 翌月10日 |
JCBカード | 15日 | 翌月10日 |
セゾンカード | 月末 | 翌々月4日 |
ニコスカード | 5日 | 同じ月の27日 |
ライフカード | 5日 | 翌月の3日または7日 |
ジャックスカード | 月末 | 翌月27日 |
オリコカード | 月末 | 翌月27日 |
楽天カード | 月末 | 翌月27日 |
DCカード | 15日 | 翌月10日 |
ファミマTカード | 末日 | 翌々月1日 |
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一番使えるのは水道光熱費の支払い
クレジットカードがあっても、そんなに使う場面がないと思われるかもしれません。
最近では、水道光熱費はすべてクレジットカードがOKになりました。
そのほかにも、毎月の支払などはクレジットカードが多くなりましたので、意外に切り替えられるものがあるはずです。
細かいことですが、こういう地道な資金繰り改善の対策をやっていくことが大事です。
地味ですが、会社は必ず良い方向をむきますので、取り入れてみてください。
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