従業員さんは会社の一番身近なファンである
今回の記事は人材についてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「人材育成について悩んでいる又は壁にぶちあたっている人」です。
「顧客満足度(CS)」を高めたいという話はよく聞きます。
「お客様のために」「お客様に満足していただこう」という気持ちは素晴らしいと思います。
しかし、その顧客満足度の前に、従業員満足度は高められていますか?
例えば毎日残業させられ過酷な労働環境で働いている人が、本気で心底、顧客満足度を高めようと思えるでしょうか?
従業員さんを一番身近にいる、会社のファンだと思ってください。
この身近にいるファンの満足度をある一定のところまで上げないと、顧客満足度は絶対にあがりません。
「ある一定のところ」の説明は下の「欲の器」で行います。
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欲の器を満たさないと、慈愛の気持ちは外に向かない
器をイメージしてください。
欲という器です。
その器に欲を注いでいきます。
給料が欲しい、もっと余暇が欲しい、労働時間を少なくしてほしい。
こんな欲を注いでいくと、いつかこの器はいっぱいになります。
この状態が欲が満たされている状態です。
器が満たされている時、人間の心には余裕が生まれ、慈愛の気持ちが出てきます。
その時に初めて「お客様のために」と他人を愛する気持ちが芽生えてくるのです。
従業員さんの器を満たしてあげるような、労働環境が作れていますか?
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「事業は人なり」:松下幸之助
参考:資金繰りが悪化しても、絶対にやってはいけない社長が胸に刻むべきこと
でも同じ教訓を書きましたが、会社経営には必ず人が必要です。
松下幸之助さんは「事業は人なり」と言われます。
どんな業種でも人が会社を発展させるものです。
私はこう考えます。
あなた(社長)にとって一番身近な人から順番に幸せにして行けば、おのずと顧客満足度は上がる。
あなた(社長)にとっての一番身近で最大のお客様は誰ですか?
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