ビジネスモデル

ビジネスモデルとは?ビジネスモデルは5つの視点で考えるとうまくいく

ビジネスモデルはビジネスの全体像

今回の記事はビジネスモデルについてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「ビジネスモデルという言葉は耳にするけど、意味は知らない人」、会社の現在ステージが「創業期」及び「停滞期」の経営者です。
会社の現在ステージ ⇒ 創業期の記事はこちら停滞期の記事はこちら

私は事業開始から2年ぐらいのころに「ビジネスモデル」という言葉を耳にしました。
その当時は大事なことという実感がなかったので深く考えることをしませんでした。

しかし、ビジネスで失敗し現在こうやって経営コンサルタントとして仕事をしていると、ビジネスモデルの大事さがよくわかります。
なぜ大事なのかは後でお話しするとして、ここで覚えておいていただきたいのはビジネスモデルがしっかりと出来ていないと会社が倒産する原因になると言うことです。

ビジネスモデルとは?

ビジネスモデルとは、ずばり「儲けるための仕組み」のことです。
横文字で言うとピンとこないですが、「儲けるための仕組み」と言われるとなんとなくわかりやすくなると思います。

ビジネスモデルが倒産の原因を作る!

「儲けるための仕組み」がしっかりできていないと会社に儲けは生まれません。儲けは会社を運営するための源泉になるものですから一番重要なものです。

例えば、中小企業で社会保険に加入していないところ。
こういう企業は日本中に山ほどあります。

強制加入が義務付けられている社会保険ですが加入していない企業が多い理由は「払えないから」です。
社会保険を払えるだけの利益がないということは、「儲けるための仕組み」が出来ていないのです。

残業代を払えないブラック企業も同様。
残業代を払えないのは「儲けるための仕組み」が出来ていないからです。
儲けがないから残業代を払わずにムリヤリ儲けを出そうとしているのです。

中小企業の倒産原因の多くはビジネスモデルにあります。
景気のせい、政治のせい、取引先のせいではなく、自社の「儲けるための仕組み」が出来ていないから利益がでなくなり、資金繰りが厳しくなり倒産に追い込まれていくのです。

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ビジネスモデルを構築する5つの要素

ビジネスモデルを考えるために必要な項目は通常4つと言われます。
私はその4つに日本人的な要素をプラスして5つの要素と言っています。

ビジネスモデルの5大要素

・いつ
・誰に
・何を
・どうやって
⇒ 提供し、そして
・どのように喜ばれるか

この5つの視点でビジネスモデルを構築すると自社のやるべきことが明確になります。

ここまで理解できたら「ビジネスモデル構築シート」を使って、ビジネスモデルを考えてみましょう。
PDF版ビジネスモデル構築シート

参考:9割の人は知らない!アマゾンの本当にすごいビジネスモデルを徹底解説

【例題】歯医者さんのビジネスモデル

歯医者さんのビジネスモデルを考えてみましょう。

【いつ】:9時~17時
【誰に】:歯に不安を抱える地域の人に
【何を】:歯の治療(技術)を
【どうやって】:○○県○○市○○町に店舗をかまえて
【どのように喜ばれるか】:圧倒的な技術力で

こんな感じになりました。
もっと具体的に考えたほうがいいのですが、ここでは一般的な内容で説明します。

ビジネスモデルを考えていくと自分のビジネスが具体的にイメージできるようになります。

例えば、「どのように喜ばれるか」のところでは”圧倒的な技術力でお客様(患者様)に喜んでいただく”と決めています。そうすると日々の仕事に加えて、院全体の技術力をあげていくため勉強会を開催するなど具体的な戦術が見えてきます。

また、これら5つの要素をいろいろ組み替えることでビジネスのパターンは広がります。

例えば・・・

「誰に」を老人
「どうやって」を訪問して
と変更すると訪問型の歯科診療というビジネスモデルが出来上がります。

このように5つの要素でビジネスモデルを考えることで、頭の中がすっきりとしビジネスモデルの構築が身近になります。

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なぜビジネスモデルが大事なのか?

ビジネスモデルとは「儲けるための仕組み」とお話ししました。

儲けるための仕組みが決まっていないと、その会社は儲かりません。
儲からない会社は「事業」ではなく「慈善(ボランティア)」です。

例えば、いまのビジネスが大手の参入によって価格競争が激しくなり、販売価格が下がったため利益がでなくなったとします。
利益がでなくなった原因の多くはビジネスモデルが通用しなくなったことにあります。
具体的には5番目の「どのように喜ばれるか」のところで、価格が安いほうが喜ぶお客さんが増えたので大手から買うようになったと言えます。

大手と価格で勝負すると負けは目に見えています。
ここで大事になるのがビジネスモデルの5つの視点です。

大手と対抗してお客さんに買ってもらうには、価格以上の価値が必要です。
その価値を「いつ・誰に・何を・どうやって・どう喜ばれるか」の視点で考えると中小企業でも必ず勝機はでてきます。

ビジネスでは大事なことがたくさんありますが、その中でもビジネスモデルはビジネスの根幹・根っこと言えるほど重要なものなのです。

参考:ビジネスは始める前に勝負が決まっている/博多とよ唐亭:豊永社長

赤字を脱出して、強い会社に変えたいけれど、どこから手をつけていいのかわからない。そんな社長の悩みにズバッと答える決定版「小山流・経営改革の教科書」。「まず社長が営業マンになりなさい」から「残業ゼロ」まで、経営改革の正しい手順を八つのステップで徹底解説。

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