ビジネスモデル

9割の人は知らない!アマゾンの「本当にすごいビジネスモデル」を徹底解説

アマゾンのビジネスモデルの本質はここにある

今回の記事はビジネスモデルについてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「ビジネスモデルのヒントが欲しい人」「新しいビジネスの着眼点を探している人」です。

アマゾンと言えば、超巨大なネットショッピングサイトですね。
そのアマゾンのビジネスモデルの本質を知っている人は少ないと思います。

『アマゾン = 超巨大なネットショッピングサイト』というだけではなく、とてつもないビジネスモデルを持った会社なのです。

アマゾンのビジネスモデルの素晴らしいところは「全世界の商品データが自動的に、かつ、勝手に集まる仕組み」にあります。
アマゾンは、自分たちが苦労して商品データを集めるのではなく、マーケットプレイスと呼ばれる販売業者が、膨大な商品データを日々喜んでドンドン登録してくれる仕組みにしているのです。

商品データが集まることによって、データベースを作り、さまざまなことに活用することができるのです。
(第3章:「データを制するものが世界を制する」で詳しく説明します。)

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他のショッピングモールとマーケットプレイス(販売業者)の決定的な違い

楽天市場やYahooショッピングとアマゾンとの大きな違いは、楽天市場やYahooショッピングが「百貨店」や「デパート」などの大型商業施設と同じようなテナント方式を取っているのに対して、アマゾンのマーケットプレイス(販売業者)は道の駅などの産直市場と同じような販売方式をとっています。

楽天市場やYahooショッピングはテナント方式なので、A商店、B商店、C商店が出店しており、それぞれのお店がそれぞれの価格、それぞれのページで「Zお菓子」を販売しています。

一方、アマゾンの場合は、Zお菓子という販売ページは一つしかありません。その中でそれぞれのマーケットプレイス(販売業者)が価格を決めて販売します。
アマゾンでは、値段が安い順番で販売業者が並ぶので、必然的に価格競争が激しくなります。

テナント方式のネットショップの場合、ショップごとの特色が出しやすく、差別化や個々の販売方法によって売り上げに差が出ます。
しかしアマゾンのマーケットプレイス(販売業者)では、なによりも価格勝負になります。価格が安ければ安いほど上位に表示され、売れる確率も高くなるのです。

そうなるとアマゾンで商品を売るには、価格勝負以外に何が必要でしょうか?

答えはスピードです。
新商品の情報をいち早くアマゾンに登録し、他の競争相手よりも少しでも早く売るスピードがあれば商品は売れるようになります。
(新商品が発売翌日には、原価割れというリスクも伴いますが・・・)

そのため、商品を売りたいマーケットプレイスは、他のマーケットプレイスが登録していない商品のデータを、アマゾンにドンドン商品登録するのです。
そうすることでアマゾンは「全世界の商品データが自動的に、かつ、勝手に集まる仕組み」を作ることができているのです。

データを制するものが世界を制する

「データを制するものが世界を制する」と言われた時代がありました。
いまもまだ、その時代が続いていると思います。

アマゾンは、全世界の商品データを収集することで何ができるでしょうか?

  • 全世界でリアルタイムに売れている商品のランキングがわかる
  • 天候や時期によって売れる商品がわかる
  • どのような大きさのどのような色の商品が売れているかなどがわかる
  • その他、商品開発や市場調査など、ありとあらゆるデータの活用方法がある

たとえば・・・マーケットプレイスが商品を売るために仕入を行い、突然人気が出て爆発的に売れたとします。
せこい儲け方をしようと思えば、アマゾンは売れている情報を一番に知ることができるわけですから、市場の全商品を買い占めて自分で販売することだってできるのです。
天下のAmazon様が、そんなせこいやり方はしないでしょうけどね(笑)

「ビッグデータ」と呼ばれる分野で、全世界の商品データの所有量では、アマゾンが圧倒的です。
もうどこも追随できないほどの、圧倒的な商品データを持っていると言われています。

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創業者ジェフ・ベゾスのビジョン

ここまでの話で、アマゾンのマーケットプレイスは価格競争ばかりで、なんらメリットがないように感じられるかもしれません。
フォローでもなんでもなく、やり方さえ間違えなければ、アマゾンのマーケットプレイスは儲かります。

楽天市場やYahooショッピングは、ある程度、ショップ運営のノウハウがないと売れるようになりませんが、アマゾンはショップオープン当日から売れます。
やり方によっては圧倒的に売れます。

少し話がそれましたが、なぜアマゾンは価格競争を助長するような販売方式にしたのでしょうか?
その答えは創業者であるジェフ・ベゾスのビジョンにあります。

ジェフ・ベゾスのビジョンは「地球上で最も顧客中心の会社」です。

アマゾンのすべてが顧客中心に考えられているからすごい会社なのです。
「破壊者」と呼ばれるほど、敵も多い会社です。ですが、世界中で圧倒的に利用されているネットショッピングでもあります。

業界では賛否両論あるでしょうが、最終的に「だれが正しいかは消費者が決める」のです。

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