現代人の1日の情報量は江戸時代の人の一生分
今回の記事は、経営者が心に刻んでほしいビジネス名言をご紹介します。
この記事を特に読んでいただきたい方は「いつも何かを考えている人」「気が休まらない人」です。
一利を興す(おこす)は
一害を除くにしかず。
一事を生ずるは、
一事を減ずるにしかず。
中国、元の時代の名宰相「耶律楚材」(やりつそざい)
意味:有益なことを一つ始めるより、有害なことを一つ取り除く方が大切である。新しいことを一つ始めるより、余分なものを一つ減らすことの方が重要だ。
現代人の1日の情報量は、江戸時代の人の一生分の情報量と同じと言われます。
特にiPhoneなどのスマホが登場してからは、加速度的に情報量が増加しました。
私が20代のころは、よく先輩から情報は自分で得るものだ、新聞や本からドンドン情報を集めなさいと言われたものでした。
しかし、現在では黙っていても情報はあらゆるところから入ってきます。そのため、現代人の脳はいつもパンク気味で容量をオーバーしていると言われています。
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情報は記憶するものじゃない、忘れるものだ!
私の先輩が言っていた「情報を集めなさい」というのは、今の時代には合いません。
情報は集めるものではなく、集まってくるものに変わったのです。
そして情報は記憶するものから、忘れるものに変わったのです。
上のビジネス名言の一節「新しいことを一つ始めるより、余分なものを一つ減らすことの方が重要だ。」を「情報」に置き換えてください。
新しい情報を一つ入れるより、
余分な情報を一つ忘れることの方が重要だ
一つと言わず、山ほど忘れてしまったほうが楽なので、無駄な情報は頭から消し去りましょう。
参考:社内の整理整頓できていますか?これができない会社は10年以内に潰れます
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情報はクラウドに入れて、記憶から消してしまう
「この情報はいい情報だ、プリントアウトしてあとで読もう」と思って、ファイリングしたけど読まずに1年以上放置。なんてことありませんか?
誰しも近いことは経験されているかと思います。私も昔はこんなことの繰り返しでした(汗;)
私は数年前から、頭が疲れていることを感じ、情報を忘れることにしました。
忘れるといっても、定期的に情報の整理はするのですが、クラウド上にデータで残しているので、脳に「忘れていい」という意識づけができています。
記憶を消すと、頭の中がスッキリしてモヤが晴れたような感覚になります。ぜひ試してみてください。
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