思考法・整理法

やることリストを、やらないことリストに変更して大事なことに集中する

時間とエネルギーは限られている

この言葉はアメリカの億万長者ウォーレン・バフェットさんの言葉です。

「時間とエネルギーは限られている」
限られているから・・・なにをどうするのかが重要なのです。

私もそうでしたが、起業した頃は頑張ろう!と気合があれば何でもできるし、”時間とエネルギーは無限”だと思っていました。
いま思えば若気の至りですが、時間とエネルギーは限られていて、しかも自分のために使える時間というのはごくごく少ないものです。

だからこそ、その時間に自分のエネルギーを注ぎ込むことが大事なんだと思います。

中小企業の社長の頭の中はゴミ屋敷状態

限られた時間とエネルギはできるだけ経営の仕事にあてたいものですが、中小企業の社長の頭の中はいろんなことでいっぱいです。

たとえば自分のメールボックスを見てください。
未読になっているメールがたくさんありませんか?
未開封のまま、未読のままのメールが1000件以上あるなんて珍しくありません。

このメール、いったいどうするのでしょうか?

いつか見よう、いつか読もうと購読しているメールマガジン。
返事もしていない従業員(スタッフ)からのメール。
まるでゴミ屋敷状態です。

私の知っている社長の8割はこの状態です。
そして、その社長たちの会社は決して儲かっていると言えない会社ばかりです。
なぜこうなるのでしょうか?

答えは簡単です。捨てないからこうなるのです。

自分の器以上の情報を頭に入れない。そして捨てる

スマホが登場してからというものビジネスの世界でも情報量は爆発的に増加しました。
ちょうどこの過渡期で仕事をしてきた30代~60代の人達は、情報に対する概念が古くなっています。情報は得る時代ではなく、捨てる時代になったのです。

サラリーマンとして働き始めた頃、情報は貴重でした。「情報を制するものが●●を制する」のように言われた時代もあるほどで、私のサラリーマン時代も日経新聞を切り抜いてスクラップブックを作っていたぐらいです。

しかし今では情報はどこにでも転がっています。自分から探しに行けばいくらでも調べられ、いくらでも頭にいれることができます。
読みもしないメールを「情報が得られるかも?」「あとで役に立つかもしれない」と未読にして抱え込むより、きっぱりと捨ててしまいましょう。

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ウォーレン・バフェットの「優先順位を決める3段階方式」

このエピソードは「やり抜く力(GRIT)」の中で紹介されています。
※第4章 あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか? ~バフェットがパイロットに伝授した「目標達成法」~

あるときバフェットは自分のお抱えパイロットにこういいました。
「君にはきっと、私のプライベート機のパイロットをつとめるより、もっと大きな夢があるんじゃないかね?」
「はい、じつはそうなんです」と言ったパイロットにバフェットは3つのステップを説明しました。

仕事の目標を25個、紙に書き出す。

25個って結構多いなと思ってやってみると、私は43個書き出しました。
「やり抜く力(GRIT)」の著者も同様で32個あったそうです。

バフェットは第2ステップで、25個の目標を自分にとってなにが重要かをよく考え、もっとも重要な5つに丸をつけるように指示しました。

そして3つ目のステップ。
丸をつけなかった20個の目標を目に焼き付け、今後は絶対に関わらないようにすることと指示をします。

なぜバフェットはこのように指示したのか?
なぜならその20個は気を散らす元凶になるからであり、余計なことに時間やエネルギーを取られないよう5個の目標に集中させるためでした。

◆やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やることリストをやらないことリストに変更する

バフェットの3段階方式でやった25個中の20個のように、やらないと決めて「やらないことリスト」に変更して、自分の頭の中に2度とでてこないように捨て去りましょう。

頭の中から捨て去ったら、頭のなかに隙間ができるはずです。
その隙間には残った5個の目標に関することを入れていき、そして「やり抜く」のです。

成功するには「やるべきこと」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要がある。なるほど、そのとおりだ。
「やらないこと」をもっとしっかりと決めなければ。

※第4章 あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか? ~「同じ目的」につながる目標を生かす~

人はうまく行っていないときほど捨てられません。
心の不安感から保有心理が働くのです。
そこを思い切って踏み込んで、捨てることができれば必ず事業は好転していきます。

頭の中も、会社の中も断捨離が重要です。

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