資金繰りが悪くなったら、貸借対照表の資産の部を下から見なさい!

貸借対照表を見ながら資産を断捨離する

今回の記事は資金繰りについてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「現在、資金繰りが悪化している人」「資金繰り改善のための対策を知りたい人」です。

「貸借対照表」社長にとってハードルの高い財務諸表ですね。
今回は、貸借対照表の見方ではなく、貸借対照表の資産の部を見て判断しようという説明になります。

それでは説明していきます。

貸借対照表には「資産の部」「負債の部」「資本の部」と3つの部門があります。
今回はその中の「資産の部」に注目していきます。

資産の部は上から順番に、流動性の高いもの(よく回転するもの、よく動くもの)が表示されています。
下に行けば行くほど、流動性が低く、固定化しているものと言うことになります。

まずは下から順番に無駄なもの、社長が見て不明なものがないかチェックしてみてください。
「保険積立金」「出資金」や不明なものがあれば、経理担当者や税理士さんに内容を確認してみてください。

無駄なものを発見したら、即売却、即解約しましょう!
こうやって資産を断捨離してくことで、資金繰りが改善されていきます。

参考:資金繰りが悪化したら、必ずやるべき4つの王道対策

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次に売掛金の中身をチェックしてみる

売掛金のチェックポイント

  • 入金が遅れがちになっているものはないか
  • 入金サイトが異常に長いものはないか
  • 入金サイトを短くできそうなところはないか
  • 粗利が低いわりに、入金サイトが長く資金負担が大きくなっているものはないか

そのほかにもチェックポイントはありますが、このような視点で中身をチェックしてみて下さい。

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固定資産は増やさない!!

30年~40年前は、自社ビルを建てて自社の土地をもって。
と言うのが、経営者のステータスだった時代もありました。

今はそんな時代ではありません。
キーワードは「スマート」です。

スマートフォンの登場から、時代は「スマート」へと変貌しています。
持たない経営、捨てる経営です。

なるべく不要なものは持たず捨てる売却するを繰り返すことで、資金繰りは改善されていきます。

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