消費税の滞納よりアル意味ヤバい!市民税の特別徴収を滞納するとこうなる

納税相談に行くと、頭ごなしに怒られます

今回の記事は資金繰りについてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「現在、市民税を滞納している人」「市民税を滞納しそうになっている人」です。

市民税の特別徴収分の滞納は、消費税の滞納より精神的にヤバいです。
「人として・・・」という感じでお説教されます。

怒られるのは当然なんですが、日々の資金繰りで精神的に弱っているところに、強烈なパンチなので、かなりメンタル削られます(汗)

私は消費税も市民税も源泉税も、法人税もすべて滞納しました。
経験から2度と納税相談に行きたくないのは、市民税の特別徴収です。

その理由は次の章でご説明します。

参考:消費税が払えない。そんなときに社長がすべき行動とは?

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市民税の特別徴収は、従業員さんからの預かりもの

消費税は消費者から預かった消費税と自分が払った差額を納税する方式なので、預かっているお金という性質があります。

消費税の納税相談の時にも必ず「預かっているお金なので使っちゃダメなんですよね」と言われます。
しかし、多数の方から預かったお金なので、なんとなく良心の呵責は薄いところもあります。

市民税の特別徴収も消費税と同じで、従業員さんから預かっている税金なのです。
しかもお給料から天引きで預かっていますので、元は従業員さんのお金です。

それを滞納するってことは、従業員さんのお金を着服して払えなくなっちゃったと解釈できます。

市役所の担当の方は、その点をグサグサとついてこられます。
当然です。滞納するほうが悪いですし、ましてや従業員さんから預かっているお金。

私は担当の方から「社長、これは最低の人間のやることですよ!」と厳しく痛烈な言葉をちょうだいしました。

当時これを言ってくれた担当の方には感謝しています。
単なる滞納だと考えていた私は、これを機に目がさめました。

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納税の優先順位は最上位

市民税の特別徴収は、税金の中でも優先順位が高いと考えてください。

従業員さんが一生懸命働いたお給料から、預かっている税金です。
万が一、払えなかったら従業員さんが払っていないことになるのです。

会社にとって一番大事な従業員さん。
必然的に納税の優先順位は最上位になりますね。

市民税の特別徴収分だけは滞納しないように、しっかりと資金繰り計画を作ってください。

参考:会社にとっての一番のお客様は誰か?これを知らずに経営はできない

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