取引先も注意して!これがクチ癖の社長の会社は、90%資金繰りが悪い

「少々高くてもいいから持ってきて」が口グセの社長の会社

今回の記事は、資金繰りについて書いています。
この記事を特に読んでいただきたい方は「現在、資金繰りが厳しい人」「自分を戒める意味であえて読みたい人」です。

「少々高くてもいいから持ってきて」
なんかカッコよく聞こえますね~
でも、これ危険信号なんですよ。

こういう言葉が口グセの人をイメージしてみてください。
どんな人が思い浮かびますか?

中小企業の社長で「少々高くてもいいから持ってきて」と言える、馬鹿みたいに儲かってる会社がどれぐらいあるでしょう?
日本の中小企業の約7割は赤字と言われています。
そんなご時世なのに、「少々高くてもいいから持ってきて」は違和感を感じませんか?

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普段から予定管理、予算管理ができていない

「少々高くてもいいから持ってきて」が口グセの社長は、なぜこの言葉が出るのでしょうか?

私の経験から行くと、ほとんどの場合、納期が間に合わないときにこの言葉がでるのです。
例えば、印刷物が必要だとしましょう。

〇月〇日までにチラシが必要。
いまから発注すると通常価格ではギリギリで間に合わない、割増価格なら2日前に届くから「少々高くても間に合わせたい」となるのです。
こうなる原因は、予定管理ができていないからです。

もっと早くから準備していれば、余裕をもって通常価格で発注できるのです。

そして「少々高くてもいいから」は裏返せば、「予算はないよ」と言っているようなものなのです。
「予算はないよ」⇒「予算管理してないよ」なのです。

結論から行くと、自己管理ができていないのです。
自己管理ができない人は、社長になってはいけません。
世の中の害になるだけです。

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無計画だから会社もうまく行かない

名刺があと3枚しかない(営業に間に合わない)
⇒ 少々高くてもいいから早く印刷して持ってきて

チラシが新聞折り込みに間に合わない
⇒ 少々高くてもいいから少部数で早く持ってきて

少々高くても1枚あたりが安いからとまとめて買う
⇒ 使えなくなることを考えてない

具体例を見れば、だいたい人間像が想像できますが・・・
共通するのは、すべてが無計画な行き当たりばったりです。

こんな雑な会社で、儲かってますという会社は、私の経験25年間では1社もありません。

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