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サンプル資金繰り表の使い方

預金残高を資金繰り表に入力する

今回の記事は、資金繰りについて書いています。
この記事を特に読んでいただきたい方は「資金繰り表の作り方がわからない人」です。

今回は下記のサンプル資金繰り表の使い方を説明していきます。
参考:サンプル資金繰り表(スプレッドシート)

スプレッドシートの使い方はEXCELとほぼ同じなので、使いながらなれるようにしてみてください。

まずは残高の考え方です。
残高は、現金または預金、両方の残高にする場合があります。

現金はほとんど利用しないという場合は、預金の残高を資金繰り表の残高と考えていいでしょう。
ほとんどの企業は通帳取引なので、今回の使い方も預金残高で話を進めていきます。

まずは残高を入れましょう。

左上のピンク色のC5のセルに直接、預金残高を入力します。

この会社の残高は1,000円でスタートしています。

次に、今月来月の入金予定を入れていきましょう。
サンプルの入金は毎月2回、15日と月末に入金される予定とします。
入金額はそれぞれ10万円とします。

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もしもの場合を想定しながら資金繰りを考える

次に支払予定も入れていきます。
月末に家賃5万円、27日にクレジットカードの引き落としが3万円

月末の預金残高が121,000円になっていたら正解です。

これで一連の入力方法は終わりです。
当月だけではなく、次月以降の入金出金予定を入力していってください。

最後に、例えばの話をします。
サンプルで月末の預金残高が121,000円でしたね。

これがもしも、15日に入金がある予定の会社があまり良くない噂のある会社で、入金がない可能性もあるという場合を想定してみてください。

15日に入金がなかった場合、月末の残高は21,000円です。
結果的に資金は回るのですが、27日のクレジットカードの支払いができません。
31日まで待ってもらう形になるのですが、もしもの時のために、社長のポケットマネーを入れる準備をしておいたほうがいいかもしれませんね。

こう言うことを考えながら資金繰りの計画を立てて行ってください。

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