最初のお店は2坪からスタートした/博多とよ唐亭:豊永社長

今回の記事は、博多とよ唐亭:豊永社長の講演内容をもとに、抜粋記事では書ききれなかった内容を詳細記事にしています。
抜粋記事については、下記を参考にされてください。

参考:ドン底から這い上がった逆転人生!20店舗まで成長した店舗経営術/博多とよ唐亭:豊永社長

奥さんと2人で立ち上げた二日市駅前店

テイクアウト焼鳥店をやめて、スタートしたのが「博多とよ唐亭」の1号店となる二日市駅前店でした。
当時は、出店するための費用を出す余裕がなく、なけなしのお金を2坪のお店に投入したそうです。

そのお金は、ある会計士(豊永社長の同級生)が以前勧めてくれて加入していた小規模企業共済の契約者貸付でした。
この会計士さんは、会社が厳しくなってもこの共済だけは掛金を1000円に下げて続けなさいと指導したそうで、豊永社長はその指導を守り、厳しくて水道が止まった時も続けられていたそうです。

その掛金が知らず知らずのうちにたまっており、「ここぞ!」というときに使われたのでした。

オープンしたお店は、少しずつ認知度を上げていき、徐々に売り上げが上がっていきました。

参考:「100店舗やる」ためのビジネスモデルを考え抜いた/博多とよ唐亭:豊永社長

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テイクアウト専門、厨房機器は中古で十分

豊永社長は、1号店のころから出店コストを極限まで下げる努力をされました。
テイクアウト専門なので、もちろんイートインはなし。
当初は、待合場所や休憩スペースもなく、極限まで無駄なスペースを削減されていました。

看板のデザインやメニュー表のデザインも自分でパソコンを使って作ったり、厨房機器はネットオークションなどで中古を探して揃えたり、ありとあらゆるところを自分の時間を使って削り、プロじゃないとできないことだけを外注されたそうです。

いまではある程度、出店コストをかけられるようになりましたが、当時は「スピード」や「時間」よりも出店コストの削減が最優先課題でした。

店舗が増えてくると、ブランディングなどにも力を入れなければなりませんので、いまは少し出店コストが上がっていますが、それでも一般的な出店コストに比べるとかなり低いのが「博多とよ唐亭」の特徴になっています。

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