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経営者1年生はこれで充分!!誰でも作れる世界一簡単な経営計画の作り方

なぜ経営計画が必要か?

今回の記事は経営計画についてです。
この記事を特に読んでいただきたい方は「経営計画を作ったことがない人」です。

経営計画とは、会社の将来をどうしていくかを計画するものです。
経営計画書とは、それを紙に書いたものを言います。

サラリーマンをせずに、一人で会社をやっているということは、何らかの志や目標があってのことです。
経営計画は、その志や目標に近づけるための計画になります。

計画を作ることで、今やるべきことが明確になり、方向性が定まります。
ブレない会社運営をするためにも、経営計画は必要になります。

①3年後又は5年後のイメージを作る

3年後、5年後、どちらでもいいです。
自分がイメージをしやすい年数で構いません。まず会社のイメージを頭に描いてください。

例えばこんなイメージです
・売上を上げたい
・社員を雇いたい
・高級車が欲しい
・海外に進出したい
・東京に進出したい

初めはボヤっとしたイメージで大丈夫です。
出来る限り、楽しくワクワクするようなイメージ図をたくさん頭の中に描いていきます。

そのイメージの中で自分が一番ワクワクしたものを目標とします

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②具体的な数値目標を作る

3年後又は5年後の目標ができたら、次は具体的な数値目標を作ります。

・売上を上げたい
⇒ いくら上げたいのか
・社員を雇いたい
⇒何人雇用したいのか、年収いくらぐらいにするのか
・高級車が欲しい
⇒どんな車でいくらぐらいするのか
・海外に進出したい
⇒場所はどこか、いくらぐらい費用がかかるのか
・東京に進出したい
⇒具体的にどの辺か、いくらぐらい費用がかかるのか

自分のワクワクする目標に対する数値を決めていきます。
この時点では、できるかどうかは考えないようにしましょう。

③目標達成のために何が必要かをリスト化する

②で作った目標を達成するために、何が必要かを考えていきます。

例えば、1000万の高級車が欲しいと目標を立てた場合。
1000万円の高級車を現金一括払いで買うためには、1000万円の利益が必要です。

⇒ 1000万円の利益を出すためには、売上が必要
⇒ 売上を上げるためには人材が必要
⇒ 人材を確保するには働く場所(事務所)が必要

このようにドンドン掘り下げて具体的にリスト化していきます。
「○○するためには、○○が必要」という感じで、掘り下げられるところまで掘り下げてみてください

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④リスト化したものをステップ化する

次は成長ステップを考えていきます。
③で作ったリストを、取り掛かりやすい順番に並べてみます。

並べた順番を見ながら、頭の中でイメージしてみてください。
その順番がおかしくなければ、それを「わが社の成長ステップ」とします。

順番に違和感を感じたら、並べ替えを繰り返してみてください。
それでも違和感を感じたり、無理じゃないか?とか非現実的だと感じたら、②に戻って目標を考え直してください。

⑤成長ステップに期限を決める

次は④で作った成長ステップに期限を切っていきます。

この「期限を決める」ことをしなければ、全く無意味な計画になってしまいますので、必ず期限を決めるようにしてください。

これで経営計画の完成です。
簡単でしょう?
経営計画というと、なんだか難しく考えがちですが、最初は簡易なものでいいのです。
大事なのは、その計画を実行できるかどうかなので、立派な経営計画を作っても実行できなければ、作らないのと同じです。

まずは簡単な経営計画で経営者としての第1歩を踏み出してください。

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